創業→即加入はメリット大
ちょっとでも不安があるなら
掛けた方がいい
安心と将来の楽しみのために
広島県尾道市、瀬戸内の島々がつながるしまなみ海道の本州側出発点“向島(むかいしま)”で、小型船舶の修繕・メンテナンスの事業を営む赤松氏。もともと留学先のニュージーランドで就業するつもりがコロナ禍で戻れず、この仕事にたどり着いたとのこと。小型船舶の仕事との出会いや小規模企業共済に加入した経緯など、独立4年目の若き事業家に詳しくお話を伺った。
しまなみ海道が貫く向島(奥側)。千光寺山展望台より撮影

- 社名/屋号:YMS(ワイエムエス)
- 業種:小型船舶の修繕、メンテナンス、販売
- 代表:赤松洋太郎様

「コロナ禍」からの、奇跡的な出会い
- Q.留学先で船の仕事と出会ったのでしょうか?
-
実は全然違うんです。ニュージーランドに留学して、そのまま向こうで仕事をするつもりでしたが、当時目指していたのは会計士でした。会計士には見習いの制度があって、安定した仕事に就けそうだったので、そのコースを選択していました。卒業して、あとは就業の準備をするだけと思って年末にいったん帰国したら、コロナ禍に突入してニュージーランドに戻れなくなってしまいました。
コロナのおかげで予定が狂って、どうしようかとしばらくアルバイトしながらぷらぷらしていたときに、母親からこの島居(しまずい)マリンで人が必要らしいという話を聞きました。
- Q.会計士とずいぶんかけ離れたお仕事だと思いますが、船は身近な存在だったのでしょうか?
-
それも全然、ありませんでした。親や親戚も船を持っていなかったし、特にボートにも乗ったことがありませんでした。でも社長と会ってみたら、あぁこんな人と仕事したいなって、ともに仕事をする人との相性も大事だよなと思って、アルバイトから始めることにしました。
実際に仕事をするようになったら、毎日同じことをするわけじゃないので飽きなくて、楽しくて、このまま続けたいと思うようになりました。後から聞いた話ですが、自分がそんなに勉強好きじゃなさそうだから、こういう仕事の方がいいんじゃないかと、母としては勧めたみたいです。
留学先で会計士を目指していたら、それはそれで安定した仕事になったでしょうけど、日々楽しいと思えたか、毎朝起きて頑張ろうって思えたかというと、そうでもなかっただろうと思います。今日はここまでやって、明日は違うことをやって、また何が急に入るかわからない、というような毎日の方が刺激的で楽しいと思っています。性に合っているんでしょうね。
毎日刺激的な仕事をする充実感が伝わる
船の仕事の難しさ
- Q.この仕事特有の難しさっていうのはありますか?
-
お客さまと直にコミュニケーションしながら、何をどこまでメンテナンスするかを決めていくときに、難しいと思うことがあります。この辺では案外普通のサラリーマンも船を持っているんで、お客さまの側に立って修理をしないと、きれいに仕上げても金額が張って修理費をすぐ払えないなんてトラブルになってしまいます。船の部品もピンキリで、数千円から十万円単位、故障までいくと百万円超えたりするので、中古船をせっかく安く買っても、直すのにその何倍もかかるなんてこともあります。船の故障は命にかかわるので、リスクをしっかりお伝えして、本当に納得してもらうっていう工程が入ってきます。お客様との信頼構築がこの仕事の要(かなめ)になる、というところでしょうか。だから自分でお客様に説明するときは、過去のお客様の事例を持ち出して丁寧にリスクを説明してから、今後の見立てをお話しするようにしています。
加入のきっかけは商工会担当者と社長の勧め
- Q.小規模企業共済はどのタイミングで加入されたのですか?
-
島居マリンは尾道しまなみ商工会の会員なので、経営指導員の井上さんにお世話になっています。独立して下請けで仕事をするとなった時に、創業のことをいろいろ相談する中で、小規模企業共済はもう最初から入った方がいいよと勧められて。社長も加入しているんですが、「やっとった方がいいよ」とすごく言われたので、加入しました。
ともに仕事をする
島居(しまずい)マリンの設備。
向島から左奥に岩子島、右奥に本州を臨む
屋根のない作業スペース。
夏は大変だが書き入れ時でもある
メリットが大きいから掛金ははじめから満額で
- Q.現在の掛金は7万円と聞いていますが、加入当初はどのくらいに設定されたのでしょうか?
-
最初から7万円です。創業したばかりなのにいきなり満額で大丈夫かと思われそうですが、仕事は人が足りないぐらいありますし、実家に住んでいて他にお金を使うことも無かったので、家計はギリギリですがもう慣れています。それよりも、年間84万円の税額控除を受ける方がやっぱり大きいし、それですごく助かっています。さらに将来に向けて自分で退職金を作れるので、ずっと満額で続けています。
早くから多めの金額で加入しておけば、将来大きな金額に積み上がっていくし、早めにまとまった金額になるので、いざ借入れのときにも十分な金額を借りられると思うと、安心感が全然違います。
エンジンのスペースが狭い船体も
ちょっとでも不安がある人は加入した方がいい
- Q.メリットを実感しておられますが、特にどのような人にすすめたいですか?
-
「メリットの多い制度だから私も加入したい」と尾道しまなみ商工会の井上様(右) 不安がちょっとでもある人にはすすめたいです。創業したばかりの人は特にいろいろな不安があるでしょうから、不安の解消にもなりますし、実際税額控除も受けられるので、創業した人には、1度絶対話は聞いて欲しいと思います。知らないと損になりますから。
「老後は誰にでも来るわけですが、自分で事業を始めた人には退職金は無いので、加入資格がある人は皆さん検討した方がいいと思います。私も加入したいくらいですよ(商工会の経営指導員 井上様)」
これからどのように事業を拡げていくか
- Q.今後はどのようなことに取り組みたいですか?
-
いま自分たちのように、広範囲のメンテナンスができる事業者が少ないので、年間200台以上も扱うわけですが、若い人を育てて、シーズンのピークでもうまく仕事が回るようにするのがまず第一です。同業種で自分くらいの若い人をなかなか見かけないのは、こういう仕事があることを「知らない」のかもしれないですが、なんせ炎天下で暑いし、狭いし、ドロドロにもなるので、しんどい仕事ではあります。入ってすぐできる仕事でもないので、来てくれたら一緒に経験値を積み上げていければと思っています。
それから、海を知らない人も海を楽しめるような取組みもしていきたいです。レンタルは今もやっているのですが、そういう方向で最初の敷居を低くして、海を楽しむ人が増えるようなことを展開していきたいです。
奥さまのために、仕事を受け継ぐために
- Q.20代から加入すると受け取るときはかなりの金額になると思いますが、共済金を受け取ったら何に使いたいですか?
-
その時になったら、やっぱり奥さんに使いたいです。今かなり支えてもらっているので、リクエストがあれば、旅行でも何でもですね。いよいよ仕事を辞める時はそうしたいです。あとは、何年何十年か後にもしここ(島居マリン)の事業を全面的に引き継ぐとなった時には、資産を受け継ぐための頭金にできればと考えています。
瀬戸内の青空をバックに
船の修理という仕事との出会いから、人生が大きく動き出した赤松氏。周囲の人々のアドバイスやサポートを受けながら、充実した日々を送る姿が印象的だった。「創業する人が知らないのは損」と言い切れるくらい、小規模企業共済を最大限活用して、家族と仕事の将来のために備えている。まだ引退は先のことだからという若い皆さんも、少額から始められるこの制度を利用して、長期的に将来に備えてみてはいかがだろうか?
Article
お役立ち記事
01/
共済金試算
シミュレーション
将来受け取れる共済金と所得控除額を試算できます。
詳しくは共済金試算シミュレーションをご確認ください。
Voice of the Customer
利用者の声
FAQ
よくあるご質問
- Q.1
- Q.2
- Q.3
- Q.4
- Q.5
- Q.6
共済特設サイト「共済サポートnavi」のよくある質問も参照